イオンモール
2010/07/01 11:30:33
6月28日、ピースフルリンクの帰りに京都駅の近くにあるイオンモールと言うところに行ってきました。
このイオンモールと言う場所はつい最近出来たばっかりで、以前に一度、どんなところなのか、偵察を兼ねて行ってみた事があるのですが、とにかく建物の内部が広く、迷路のように入り組んでいて、子供はもちろん、下手をすると大人まで迷子になりそうな印象を受けました。
しかし、そこは広いだけではなく、広い分だけお店などもたくさんあります。建物の構造をきちっと把握できれば、意外といい遊び場になるかも知れません。
俺がまず最初に向かったのは、本屋さんでした。入り口の近くにいた店員のお姉さんに「本屋さんは何処ですか?」と聞くと「本屋さんは『楓館』になります。こちらは『桜館』になりまして『楓館』に行くにはあちらの横断歩道を渡って・・・・・」
(なぬ!こんなどでかい建物がまだ他にあるのか!?)等と思いつつ教えてもらった場所へ行くと確かにそこに大きな別館があり、本屋さんがその別館にあると聞いたので、別館の『楓館』と言うところに行きました。そこに(確か二階だっはずですが)本屋さんがありました。ゆっくり見物でもしようかと考えたのですが、ウロウロするとかえって迷ってしまうので、漫画雑誌を何冊か座り読みした後、映画館に行きました。
でも俺は当然ながら建物の構造が把握しきれていないのでまた店員さんに「映画館は何処ですか?」と聞く羽目になりました。
すると、「映画館は『桜館』になります」と言う返答が帰ってきたため、また『桜館』に戻りました。『桜館』の内部にいた店員さんに改めて同じ質問をしたところ、「エスカレーターを通り過ぎてすっと進んでいくとエレベーターがあるのでそのエレベターで五階(だったと思います)まで行ってください」と言われ、ようやくその映画館『T・ジョイ京都』を見つけました。
『アイアンマン2(吹き替え)』をやっていれば見ようかと思っていましたが、あいにく上映時間が過ぎていたので、映画館を出て、諦めて帰ることにしました。
エレベーターで一階まで降り、一階エレベーター扉が開いてその扉をくぐり、そのエレベーターの扉の前まで戻って来ました。
が、その時になって純粋な疑問が俺の頭に浮かんできました。それは自分が何処をどう進んできて、現在この場所にいるのか、そして、出口は何処なのか、と言うことでした。このエレベーターからどうやって出口に向かうのか、それが解らなかったので、近くのお店にいた女性店員さんに「出口は何処ですか?」と聞くと店員さんのほうは「どちらからこられました?」ときかれました。その後はこう続きます。
由良「エスカレーターの前を通り過ぎたのは覚えているんですが、出口の方向が解りません。とにかく出口に行きたいんです」
と俺は答えました。普通であれば、口頭で道順を説明するか、せいぜい地図を渡して終わりですが、「平日のこの時間は暇なので」と店員さんが言ってイオンモールの外に続くエレベーターへと直々に案内をしてくれました。「エレベーター内でその店員さんは「私もここにきたばっかりなのでここのことはまだ解りません。それに方向音痴なんですよ」と言っていました。ようやく外に出てほっとしました。
ここまでの行為を見ても店員さんとしては百点満点に思いますが、さらに
店員「どちらにいくんですか?」と尋ねられ、
由良「京都駅まで」
というと
定員「じゃあ、一緒に行きましょうか?」
といわれさすがに(エー!!!)と思いました。客とはいえ、商売をほったらかしていつまでも案内してもらうわけにはいきません。
しかし
店員「お店なら気にしないでください。でも休日はこうはいきませんよ」
といって本当に駅の近くの横断歩道の前までついてきてくれました。イオンモールからの帰り道がうろ覚えの俺にとって大変ありがたいことでした。
道中も
店員「JRですか?」
由良「いえ、地下鉄なんですよ」
店員「それじゃあ四条あたりから」
由良「そうなんですよ」
等と大変気さくに話しかけて貰うことができ、大変楽しい帰途でした。
素直に(こんな人がいるんだ)と思い、ちょっとした友達と話しているようなそんな親近感すら覚えました。
その店員さんとは駅の前の横断歩道で「もうここで結構ですよ」といって別れたのですが、特に何も言わなければ京都駅の中まで付いてきてくれた気がします。
名前は存じませんが、本当に感謝しています。等と大変気さくに話しかけて貰うことができ、大変楽しい帰途でした。
素直に(こんな人がいるんだ)と思い、ちょっとした友達と話しているようなそんな親近感すら覚えました。
その店員さんとは駅の前の横断歩道で「もうここで結構ですよ」といって別れたのですが、特に何も言わなければ京都駅の中まで付いてきてくれた気がします。
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