H-code
2011/02/16 13:05:40
今日も何を書こうかなと悩んでおります。ブログを書くことによって皆さんに何かをお伝えするということに対する苦痛はまったくありませんが、連日となると書くことが無くなってくるというのが本音です。
それでもブログを更新するからには俺から皆さんに対して何かを受け取ってもらうという作業だと思っているので、数年前に放送していたドラマの話を書こうと思います。
2007年の『土曜ナイトドラマ』という深夜のドラマ枠で『H-code~愛しき賞金稼ぎ~』(ハンターコード愛しき賞金稼ぎ)という番組をやっていました。
物語は日本が道州制に移行した20××年、腕利きの賞金稼ぎ『J』が賞金ランキング一位の裏の世界の黒幕『テラー』を追うというものです。その『J』に予知能力を持つ謎の美女『ニシキドレナ』が接近し、『J』のパートナーになることを志願します。
幼いころからある施設で育った『レナ』が唯一父のように慕っていた恩人『ヤマモト』が大病に掛かり、余命僅かなヤマモトを何とか助けようと考えた『レナ』は『テラー』を見つけ出し、ヤマモトを助け出す方法を聞きだそうと考えます。
かくして、『一週間だけ』という条件で『レナ』をパートナーにすることを決めた『J』は一週間以内に『テラー』を見つけ出すことが出来るのか?
といった所です。
よく作りこまれた近未来の世界観、テンポのいい展開、一癖も二癖もありそうな登場人物達…何より主人公の『J』がかっこよく、観ている視聴者を飽きさせません。ときたま映る『ネオ・オオサカ』の夜景もとても綺麗で、今までになかったタイプのドラマだと思います。しかも近年コミックの実写ドラマが大半を占める中、このドラマは完全オリジナルストーリーです。
ただ、注意すべき点が二つあります。一つはこのドラマは近未来が舞台になっているため、普通に視聴しても世界観が解りづらいということです。ドラマの中では世界観についての説明はほとんどないので、公式サイトの『ハンターコードの世界』という動画を見てから作品を視聴することをお勧めします。
二つ目は“オチ”ですね。折角最終話まで楽しんで見たのに、その“オチ”は無いだろうというくらい強引な“オチ”でした。ある意味『テラー』はめちゃめちゃ意外な人物なのですが、そこはもっと工夫してほしかったなあというのが、一視聴者としての正直な感想です。この“オチ”をもっと工夫すれば俺的には満点のドラマだっただけに残念です。
興味のある人はレンタルなどで一度視聴してみてください。“オチ”以外は最高の出来のドラマです。PR
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