パリーグに感じる予感
2011/01/13 13:50:58
朝テレビを見ていると、早稲田大学から北海道日本ハムファイターズに入団し、プロ野球選手として練習を始めた斎藤選手の姿が映っていました。そして練習場の客席からは「ユウくーん」というファンの声援が上がり、斎藤選手がそれにこたえる形でファンに向かって手を上げます。さすがに凄い人気ですね。この一事だけを見ても斎藤選手に掛ける野球ファンの期待が分る気がします。
ここ数年パリーグは斎藤選手や菊地選手、中田選手などドラフトにおいて大物選手の交渉権を次々に獲得し、入団させています。加えて今年から東北楽天ゴールデンイーグルスの指揮をあの星野仙一さんが執ることになりました。
星野監督は当時低迷期にあったタイガースをわずか2年で立て直し、現在の強いタイガースに作り替えた功労者でもあります。
星野監督就任後、やはり低迷するイーグルスを星野監督がどう作り替えていくのか、それが楽しみです。
更にパリーグにはソフトバンクホークスの和田選手やオリックスバファローズの金子選手、日本ハムファイターズのダルビッシュ選手等球界屈指の好選手が揃います。
実際過去の交流戦等の成績を観ても、全体的にはパリ-グ優勢セリーグ劣勢という結果が出ています。『人気のセリーグ、実力のパリーグ』と誰かが言っていましたが、交流戦の戦績でも分る様に野球の質という点ではセリーグよりパリーグのチームが勝っている気がします。今の球界は観客動員数が減ったり、球団の赤字でチームの存続が危うくなったり、地上波による野球中継の数が激減したりと、結構暗い話題を耳にすることが多くなってきました。斎藤選手にはそんな野球界の起爆剤的な存在になってくれることを期待します。
夏の甲子園の斎藤対田中の再現なるか…星野楽天の活躍は如何に…岡田監督率いるオリックスバファローズの快進撃はあるのか…考えれば考えるほど、今年のパリーグは何かを起こしてくれそうな期待感が膨らんできます。PR
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