ホコの巡行
2010/07/20 15:00:32
昨日は日中とてつもない暑さが続きましたね。『海の日』ということもあってテレビでは海水浴で賑わう人たちの姿が映し出されていました。
世間さまはお休みであってもピースフルリンクは開所しています。
祝日も連休も全く関係ありません!(笑)
一昨日お母さんに「大丈夫か?」と聞かれました。
この言葉の真意がどこにあるのか、説明しましょう。
日曜日は昨日ブログに書いたとおり、大学の友人たちと映画を見たり、居酒屋さんで食事をしたりして一日を過ごしました。そして前日の土曜日は午前中から祇園祭の『ホコ巡行』を見るために河原町に出かけました。そうすると結果的に土、日ともども俺には休日がなかったことになります。
そういう状況下で月曜日もピースフルリンクに出勤することになるので、「一日も休みを取らずに出勤することになるけれど大丈夫か?」と尋ねて来たのだと思います。
さて、今日はその祇園祭について書こうと思います。
俺が前日の金曜日にお母さんに「ホコの巡行はいつあるの?」と尋ねると、「朝の九時ぐらいから始まるよ」と答えていたので当日は送れないように、朝の七時半ごろ自宅を出発しました。
お母さんも午前中はとくに用事がないらしく、一緒に阪急電車に乗って河原町まで行きました。
八時半くらいに河原町に着いたはずですが、それでも通りには浴衣を着た人、カメラを構えながら巡行を首を長くして待っている人、外国の人、最前列の歩道の縁石に座り込んで、足を車道に出している人、そういった輩に注意を促しながらパトカーで巡回する警察官などで、溢れ返っていました。
当日はとても暑く、当然ながら薄着の人たちや片手にうちわを持った人もいました。
そんな通りの一角、人込みをかき分けて俺とお母さんは何とかホコが見える位置まで移動しようと思いましたが、通りは人々でごった返し、歩道の最前列まで行くのは無理かとおもわれたその時、
「もっと前きいや」という声が響きました。
そちらの方角に目をやると体格のガッチリしたいかつそうなおっちゃんが通りの人込みをかき分け最前列への道を確保して前まで誘導してくれました。
ところが肝心ののホコがなかなか現れません。
それもそのはず。ホコはコースを順番にゆっくりとじゅんこうしており、大きな矛の場合には回転にも時間がかかります。さらに最前列に来たとはいえ、皆さん通りを覗きこむように見学しているため、自分の目の前に来るまでホコの姿が確認できません。
俺のように車椅子に座ったままだと、その分視線の低くなるため余計見えずらくなります。
ホコが回転する度に「オオーッ!」という声が通りから響きましたが、俺には見えようがありません。
通路を誘導してくれたおっちゃんが「見えるか?」
と終始気を配ってくれましたがこればかりは仕方がありません。
しばらくして笠をかぶり、着物を着た人たちが、ホコを引いて俺の目の前を通り過ぎて行きました。俺はホコが通るたびに携帯電話のカメラを構え、撮影をしていましたが不覚にも携帯電話のバッテリーが充電切れになり、炎天下のせいもあって途中でホコの見学を断念してその場を去りました。
その後はお母さんと一緒に昼食を取り、お母さんは用事のため、いったん帰る事になり、俺は京都市内に残る事になるわけですが、見学客から逃れるのが一苦労で警官に誘導されながら道を突っ切ることになりました。
皮肉にもその時に通った道の途中が一番のベストポジション&ベストアングルで移動中のホコが信じられないくらい大きく見えました(笑)
世間さまはお休みであってもピースフルリンクは開所しています。
祝日も連休も全く関係ありません!(笑)
一昨日お母さんに「大丈夫か?」と聞かれました。
この言葉の真意がどこにあるのか、説明しましょう。
日曜日は昨日ブログに書いたとおり、大学の友人たちと映画を見たり、居酒屋さんで食事をしたりして一日を過ごしました。そして前日の土曜日は午前中から祇園祭の『ホコ巡行』を見るために河原町に出かけました。そうすると結果的に土、日ともども俺には休日がなかったことになります。
そういう状況下で月曜日もピースフルリンクに出勤することになるので、「一日も休みを取らずに出勤することになるけれど大丈夫か?」と尋ねて来たのだと思います。
さて、今日はその祇園祭について書こうと思います。
俺が前日の金曜日にお母さんに「ホコの巡行はいつあるの?」と尋ねると、「朝の九時ぐらいから始まるよ」と答えていたので当日は送れないように、朝の七時半ごろ自宅を出発しました。
お母さんも午前中はとくに用事がないらしく、一緒に阪急電車に乗って河原町まで行きました。
八時半くらいに河原町に着いたはずですが、それでも通りには浴衣を着た人、カメラを構えながら巡行を首を長くして待っている人、外国の人、最前列の歩道の縁石に座り込んで、足を車道に出している人、そういった輩に注意を促しながらパトカーで巡回する警察官などで、溢れ返っていました。
当日はとても暑く、当然ながら薄着の人たちや片手にうちわを持った人もいました。
そんな通りの一角、人込みをかき分けて俺とお母さんは何とかホコが見える位置まで移動しようと思いましたが、通りは人々でごった返し、歩道の最前列まで行くのは無理かとおもわれたその時、
「もっと前きいや」という声が響きました。
そちらの方角に目をやると体格のガッチリしたいかつそうなおっちゃんが通りの人込みをかき分け最前列への道を確保して前まで誘導してくれました。
ところが肝心ののホコがなかなか現れません。
それもそのはず。ホコはコースを順番にゆっくりとじゅんこうしており、大きな矛の場合には回転にも時間がかかります。さらに最前列に来たとはいえ、皆さん通りを覗きこむように見学しているため、自分の目の前に来るまでホコの姿が確認できません。
俺のように車椅子に座ったままだと、その分視線の低くなるため余計見えずらくなります。
ホコが回転する度に「オオーッ!」という声が通りから響きましたが、俺には見えようがありません。
通路を誘導してくれたおっちゃんが「見えるか?」
と終始気を配ってくれましたがこればかりは仕方がありません。
しばらくして笠をかぶり、着物を着た人たちが、ホコを引いて俺の目の前を通り過ぎて行きました。俺はホコが通るたびに携帯電話のカメラを構え、撮影をしていましたが不覚にも携帯電話のバッテリーが充電切れになり、炎天下のせいもあって途中でホコの見学を断念してその場を去りました。
その後はお母さんと一緒に昼食を取り、お母さんは用事のため、いったん帰る事になり、俺は京都市内に残る事になるわけですが、見学客から逃れるのが一苦労で警官に誘導されながら道を突っ切ることになりました。
皮肉にもその時に通った道の途中が一番のベストポジション&ベストアングルで移動中のホコが信じられないくらい大きく見えました(笑)
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