ローマ字の日
2011/05/24 16:50:57
日は暑かったですね。まだ梅雨も来ていないにも関わらず、夏のエネルギーが真昼の太陽からガンガン降り注いできます。おかげで少し日焼けしてしまいました。出勤時には帽子と水筒が欠かせない今日この頃です。
さて、今日は5月20日なので、5月20日に関する記念日を一つ紹介します。
『ローマ字の日』
大正11年のこの日に「日本ローマ字会」が創立されたことを記念するもので、昭和30年に制定されました。
ローマ字が最初に作られたのは安土桃山時代なのだそうですが、現在使われているローマ字は幕末に来日したアメリカ人宣教師ヘップバーンが使用していた英語式日本語表記を元にした通称ヘボン式(標準式)が主流です。
その英語系の標準式が定まるより少し前、日本語のかな表記に忠実な「日本式」のローマ字も作られています。英語以外の言語使用者には、むしろこちらの方がきれいに伝わる利点があります。
明治初期は標準式の支持者と日本式の支持者がかんかんがくがくの議論を行い、その議論に決着を付ける為、政府は両者の折衷をとった「訓令式」ローマ字を制定しました。現在の学校教育のローマ字はこの訓令式がベースになっています。
う~ん、上記にあるホームページ内の表を見てもらえば解ることだとは思いますが、『ヘボン式』と『日本式』で、それぞれローマ字の綴りが異なることが解ります。インターネットで調べてみるまで特に意識してこれらを使い分けてはおらず、『日本式』と『ヘボン式』の事さえよく知らずにローマ字を使っていたのですが、こうやって調べてみると勉強になりますね。
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