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久々のガラス工芸

 今日も暑いですね。昨日の夕方も、風は吹けどなま暖かく、家に帰れば室内はサウナの様に暑く、という状態だったので、やっぱりエアコンに頼らざるを得なくなりました。
 さて、話は変わりますが、実は今年の春ぐらいから、俺は七宝焼きとガラス工芸の画像編集を担当しています。具体的にどんな作業なのかと言うと、パソコンに取り込まれた七宝焼きやガラス工芸の画像を、適切な大きさにカットし、明るさや大きさを調整してきちっとしたデータとして残すという編集作業です。この作業を行うことによって過去に完成した作品を参考にしながら、次回作を製作することが可能です。
 実際に担当してみた感想は、と問われると、“作業自体は単純だが、細かな見極めが必要で時間がかかる”というものでした。
どういうことなのか、というと、まず説明しておかなければならないのは、この作業で行う編集は、完成後の作品のみならず、完成前の作品も編集しないといけないと言うことです。ガラス工芸の作品の場合、完成後と完成前で、デザインの印象が大きく異なっている場合があり、実際の作品制作に関わった人しか解らない様な事もありますし、七宝焼きかガラス工芸かを問わず、カメラで撮影した時の光の加減等により、実際に作品の画像を拡大をしてみなければ、表面に描かれたデザインや、イラストが解りづらい時もあり、結果、編集作業には慎重を要し、どうしても時間がかかってしまいます。しかも月に数十枚のペースで編集するとなれば、かなりの根気が必要です。
 決してサボっているわけではありませんが、上記の様な事情から本来ならその月内に編集するべき画像が、翌月、翌々月にずれ込んでしまいます。
 そんな訳で、出来るだけ自分の作業量を増やすまいと、最近はガラス工芸の制作を控えていたのですが、昨日はパソコンが他の所員さんで一杯だったこともあり、久々にガラス工芸の作品を作ってみる事にしました。
 さて、ガラス工芸の制作にあたって大切なこと、それがデザインの考案です。どんなガラスをどれだけ使って、何をどう組み合わせるのか、大きさはどの位か、そういうことを考えます。昨日の場合は、最初に思い浮かんだのが、四角いいガラスの上に三角の板を二つ載せてくっつけ、砂時計を作ろうかと考えました。また黒い板に、目と鼻と口をくっつけ、そこに導火線に見立てた小さな棒を着け、炎を模した赤いガラスをその先にくっつけて、“爆弾のゆるキャラ”を作ろうかとも思いましたし、緑のガラスと赤のガラスを組み合わせれば夏らしくスイカが出来るかなとも思いました。
 しかし、現在その場に残っているガラスの方は、形が歪な破片らしきものがほとんどで、どうしたものかと考えていると、俺のデザインメモに描かれていたイカを見た所員さんが、
「イカを作ったら買うよ」
 と言ったので、イカを作ることにしました。
 白いガラスの板もほとんどなかったように思うのですが、そこは軽作業担当の職員さんにお願いして、数少ない白いガラスをかき集め、それをさらに細かく分解し、その破片の様に小さな白い板で、十本の脚を、そして比較的大きな破片で身体を作って、何とか“イカの形”が完成しました。
 さて問題は焼きあがりの後、細かな破片(特に脚)が壊れたり取れたりしていないかということでした。その心配は杞憂に終わりましたが、完成した作品を見てみると、全体的に丸みを帯び、『イカ』と言うよりも『デフォルメされた可愛いいお化け』の様に見えました。、
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