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人間対コンピューター

 本日、2月21日の読売新聞に興味深い記事が載っていたので、紹介します。『人工知能人間を超える?』という見出しのその記事は、米IBMのスーパーコンピューター「ワトソン」がテレビにおけるクイズ番組で、人間のクイズ王二人に勝利したというものです。
 この快挙?を巡ってネット上や雑誌の特集で様々な反響があるそうです。アトランティック誌やタイム誌は「新ギュラリティー」という議論を紹介しており、これは数学や物理学の用語で『従来の法則が通用しない新たな地平の出現』という意味を持つそうです。米国の発明家レイモンド.・カーツワイル氏はこの用語を転用し、「コンピューターは後35年で人間のレベルを超え、人間の知的労働をこなし、社会のあり方を根本から変えるだろう」と主張しています。
 また、タイム誌の記事は『人間が不死になる2,045年』と題し、カーツワイル説に従い、人間の意識がコンピューターに移植され、肉体が滅んでも意識が半永久的に続くことで永遠の命がもたらされる』という筋書きを紹介する一方で『人間無用の社会が実現してしまう』という懸念を指摘しています。
 ここまできたらもうSFの世界ですよね。果たしてコンピューターが人間になり変わって世界を管理する時代が本当に来るのか、そう考えると何だか、恐ろしい気がします。
 ただ、一方でマービン・ミンスキーという教授によると、『人間なら子供でも解ることを常識から推論できる機械は存在しない』と話し、ワトソンの知性が人間に及ばないことを指摘したそうです。
 要はコンピーターがどれだけ優れた機能を持とうとも、それは誰かが組んだプログラムに従って動いているだけで、そこに自我や感情などは伴わないということなのでしょう。人間対コンピューターの対戦という図式は今までに何度かテレビ番組で見たことはありますし、ロボットコンテストや介護ロボ等、ロボットがいろんな分野で注目を集めている場面もよく見かけますが、やっぱり人間社会を形成しているのは人間自身であることを忘れてはいけないと思います。
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