内臓脂肪測定器
今日、読売新聞の朝刊をめくっているとある記事に目が留まったので、今回はそのことを書こうと思います。『電流で内臓脂肪面積測定』という見出しのその記事を下記に記載します。
オムロンは17日、電流を使って肥満症の治療で指標となる内臓脂肪の面積を測定できる装置を、世界で始めて開発したと発表した。コンピューター断層撮影法(CT)に比べてX船被曝の心配が無く、診断で繰り返し利用できるという。
新開発の装置は、内臓脂肪が電気を通しにくい特性を利用する。両手から両足に微弱な電流を流し、内臓脂肪とそれ以外の部分との電流の違いからCT並みの精度で脂肪面積を算出する。数値のほか、脂肪の付き方を断面図でも表示する。測定時間は約5分で、20分程度かかるCTより短い。
CTでの診断は安全に配慮すると3~6か月に1回しか測定できず、放射線技師も必要だった。メタボ検診(特定検診)では腹囲を測定し、内臓脂肪面積を推定している(5月18日読売新聞長官より抜粋)
実は俺は健康診断についてはあまり良い印象を持っていません。というのも健康診断前の両親の姿を見てのことなのですが、健康診断の前日はろくに食事を採っていませんし、水や下剤をたくさん飲んだり、胃カメラを口から飲んだり、バリュームを飲まされたりするそうです。
おまけに診断終了時には自分の現在の体調がきっちり数値として表れ、その数値を基に先生からあなたの現在の体調はこうで、こんな数値が出ていて、体脂肪率がこれくらいあって、こんな病気の予兆があるので、こんな風に対処しなさいという耳を塞ぎたくなるような指導まで受けるそうです。解らないままなら不安な気持ちになることも無かったのにと思うと、正直そんな話はあまり聞きたくは無いというのが心情ではないでしょうか?結果が悪ければ精神的に落ち込んでしまいませんか?診断前後に身体にかかる負担も相当なものだと思いますし、結果を聞けば落ち込むし…となれば普段よりもよっぽど不健康になってしまうのではないかとすら思います。
せめてこういった機器をたくさん開発してもらい、安価で利用できるようにして身体にかかる負担だけでも小さくしてほしいと心底思います。