気になるあの人は・・・
2010/08/27 11:52:14
昨日、帰りしなに地下鉄の駅で大学時代の友人にそっくりな女の人を見かけました。
もっともこの女の人と会うのは、初めてではなく、何度か帰宅時に出会うことがあります。
では久々に大学時代の話でもしたのか、と言うと実はそうではありません。
俺が『見かけた』と書いたのはあくまで『友人にそっくりな女の人』であって『友人本人』ではないかもしれません。
相手の素性を手っ取り早く確認するには「Sさん!」と声でもかければいい訳ですが…それが出来ません。それは何故か?声をかけた後のことを想像してみましょう。
例えば俺が地下鉄の駅でその女の人を見かけてその女の人に「Sさん!」と声をかけたとします。
そうすると相手がこちらに気づいてさえいれば、当然何かの反応を返すことになります。そのときのSさんの反応が「由良君?久しぶり!」というものであれば、まさにこちらの思惑通りです。
しかし、俺が「Sさん!」と声を掛け、Sさんだと思われた人物から「あなたは誰?」などという反応が返ってきたら俺はこの後どうすればいいのでしょう?
例え自分が誰かにそっくりなひとを見かけたとしても、それが間違いであれば声をかけられた本人もびっくりするでしょうし、こちらも恥をかくことになります。他人の空似ということもあります。
従って誰か知り合いにそっくりな人をどこかで見かけたとしても、俺のほうから声を掛けることはまずありません。
現在彼女とは顔を合わせたときにお互いに軽く会釈する程度ですれ違っていきます。
俺の方は友人であれば無視して通り過ぎるのは、そっけないと思い、会釈をするのですが、
彼女の会釈が『大学の友人由良篤史』に対しての挨拶であるのか、それとも『たまに道ですれ違う人に対して社交辞令』のような形で会釈をしていたのか、それはわかりません。
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