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潰れる本屋さん

みなさん、本は好きですか?俺は好きです。実は今でこそ『○○に行ってきました』というようなことをこのブログ上で書いてはいますが、俺が高校生くらいのときまでは家の玄関の出入り口が階段になっており、一人で外出することは出来なかったし、仮に外出が出来たとしても、親やボランティアさんなど、常に誰か一緒に行動し、その人たちとの行動が可能な範囲内で外出をしていました。
学童に行く他はほとんど毎日が学校と家の往復だけで自力で外出はせず、家の中にいることが多くありました。
 そんな家での日々を俺は読書をしたり、ゲームをしたり、テレビを見たりしてすごしました。お母さんに読み聞かせをしてもらったこともあるし、担当になったボランティアさんに『ズッコケ三人組』等を読んでもらったことも何度もあります。 
もちろん自分で本を読むこともありました。そんな風にして読書という行為は俺の日常の一部になっていきました。
 そうはいってもあまり学問的な本には興味がなく、何かの小説や、物語ばかりを読んでいました。
 本の『物語の世界』はほとんどが『架空の世界』であり、物語の展開や登場人物の行動次第で、さまざまな展開や結末が用意されています。それが面白くていろんな本を読んでいました。(お勧めの児童書は『晴れ時々豚シリーズ』、『かいけつゾロリシリーズ』、『ズッコケ三人組シリーズ』、そして『本』として数えられるのであれば『ぴょこたんのなぞなぞ』や『にゃんたんのゲームブック』等)
 そんな『本独特の世界観』は今でも好きですし、書店に赴いて『何か面白い本はないか』と探して歩くのは実際に購入をしなくても結構面白いものです。
 ところが最近の本屋さんはベストセラーなどの一部の本を除いて本の売れ行きが伸び悩んでいるという話をよく聞くようになりました。
 原因の一部には携帯電話の進歩があると思います。わざわざ本屋なんかで高いお金を払ってまで本を買わなくても、携帯電話にアクセスすればいつでもどこでも荷物にならずに手軽に本を楽しめると思っている人も多くいるのではないでしょうか?
 しかし、携帯電話で読む書籍というのは、画面が小さくて読みづらく、如何にすばらしい本と出合っても手元に残らず、『本を実際に手に取ったり開いたりしながら書店の中を自力で探す』という楽しみもありません。
電子書籍には電子書籍の良さが、紙の本には紙の本の良さがあるとは思いますが、本当に『自分にとって価値のある一冊』を探して、しかも手元に置いておきたいということであれば、やっぱり自らの足で書店に出向き、自らの足で書店を探し回って目当ての本を発見し、そして購入するのが一番良いかと思われます。
もちろん本の内容そのものや、本を手に取る読者の感性によって『面白い』とか、『くだらない』というものはあるとは思いますが、そういったことも含めて本の楽しみ方であると思うし、実際に手にとって中を開くことによって、その本の文章表現や挿絵の様子などが分かることもあります。
そのようなことを考えると、本屋さんが潰れてしまうたびにそんな『本屋という空間』がどんどん消えて無くなって行くような気がして、寂しい限りです。
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