無題
2010/10/26 12:06:54
おはようございます。
一昨日と昨日は雨のため、外出が出来なかったので、例によって家で本を読んだりテレビを見たり、ゲームをしたりして遊びました。
この間書いた『王様ゲーム』の後編『王様ゲーム 終極』を読み終えました。感想を書いておくと、結局『王様』の目的や正体は分からず、『殺害方法』も結局は呪いや祟りの様な『超常現象』が原因なのか、それともウイルスなどの『生物兵器』が原因であるのか、よく解らないオチになっていて消化不良感が否めませんでした。
これがミステリーであれば、事の起こりや、事件中の伏線、殺害方法やトリックその他の仕掛け、犯人の正体、動機づけ、等が大切になってくると思うのですが、ホラー作品の場合、こういった伏線は回収しなくていいのでしょうか?私的には腑に落ちない点が幾つも残ってしまいました。
テレビでは裁判員制度初の『死刑を含めた量刑の決定』について議論が行われていました。『市民の意見を法廷に反映させる目的』で始まったこの裁判員制度…今回は制度初の死刑判決が出てしまうのでしょうか?またもし被告が死刑になるとして、死刑判決で被告に『死の宣告』をしてしまった裁判員たちの精神的な負担はどうなるのでしょう?昨日まで平凡に生活を送っていた一般市民にいきなり『短期間で罪人を裁け』と言われても法律の事も知らず、捜査のプロでもなく、心の準備も十分にできてはおらず、何が真実なのかも解らない中で、一体何をどうしろというのでしょう?
もし一般市民に裁判員としての権利を認めるのであれば同時にそれらを放棄する権利も与えるべきだと思います。国から呼び出しが来たからと言って何が何でもその呼び出しに応じないといけないというのは強引だし、裁判員として正式に選ばれたとしても無理をしてまで法廷に赴く必要は無いと思います。この制度の運用にはまだまだ危険なところが沢山あると思います。
夜からは米倉千尋さんのCDを聞いて過ごしました。米倉さんは俺の大好きな歌手で、上手く言葉にできませんが、自分の歌に感情をのせて歌うのが上手いというか、彼女の歌を聞くと歌にのせて彼女自身の想いが伝わってきます。そして歌が心の琴線に触れるというか俺自身の心も彼女の曲と共鳴し、曲を聴いている間は大きな癒しを感じたり、元気になれたりする気がします。曲に“ハズレ”の少ないお勧めの歌手の一人です。PR
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