王様ゲーム
2010/09/28 11:49:31
先週の土曜日に京都駅のアバンティまで行って来ました。アバンティ自体で特に何か本を買おうと思ったわけではないのですが、前にも書いたとおり俺は書店の商品自体をぶらぶら見て回るのも好きなのでブラブラと見て回っていました。
特に目に付く本がなかったので、もうひとつの目的(これがここに来た真の目的ですが)
を果たしに行きました。『王様ゲーム』という表紙に髑髏が書かれた“本の値段を確認すること”これこそが真の目的なわけですが…大判の本なので、1200円位します。しかも本というのは開いて中を読んでみるまで解らないというのが難点です。
では何を手掛かりに本に興味を持つかというと、悔しいかなその“導入部分については帯や表紙のイラストを参考にしている”ということを認めざるを得ません。こういった部分についてはネットのレビューなんかは実際に本を読んだ人たちの感想が良いものも悪いものも載っていて便利ですね。
せめてもう少し値段が安くなればと思い店員さんに
「この本の文庫化の予定はありませんか?」
と訊ねて見ました。文庫本であれば値段も安くなりますし、小さな分持ち運びにも便利だと考えたからですが、店員さんは
「最近出たばかりなので解りません」
とのことでした。
未読の本なので『本を買ってまで読む価値があるかどうか』はわかりませんが、書店自体も自分たちの扱っている本については帯や表紙に頼らずに、一冊ずつ本を読んで書評を書くなり、読んだお客さんから感想を集めるなどしてある程度読者の反応や内容等が解れば買いやすくなるのになぁーと思います。
ネタバレを防ぐ意味においても全てを公表するわけにはいかないとは思いますが、例えばファミリ-レストランなどは飲食物の名前と一緒に実際のメニューの写真とか、摂取カロリーなども載っていたりしますから実際に注文を出すときも中身がわかっている分注文をしやすいとか、おいしそうに見えるというのがあると思います。
同様に書店なども店員さんが直接の書評を作ったり、文庫本によく挟まっている『愛読者アンケート』等の感想や意見をある程度開示することによって、かなり本が選びやすくなるとは思うのですが、そういった取り組みは不可能なのでしょうか?PR
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