節電トリビア!?
2011/06/07 12:35:41
もうすぐ夏ですね。今は梅雨の時期に入りましたが、この梅雨が明ければ本格的な夏の到来です。去年ほどではなくとも、暑くなりそうな雰囲気を、この梅雨の中休みから感じ取ることが出来ます。そうは思っても今年気になるのが、節電の問題だと思います。節電はしたいけれど、クソ暑い夏の時期にエアコンを使わずには要られない、それがほとんどの皆さんの本音ではないでしょうか?そんな皆さんに、今日、6月6日の読売新聞から見つけた興味深い記載を下記にて紹介します。
『エアコン使っていい!無理なく節電』という見出しですが、長いので要約します。
エアコンの節電で最も有効なのは設定温度を上げることです。1℃上げれば10%、2℃上げれば20%、それぞれ消費電力が節電できるそうです。そのため、今回の震災後に夏の節電策として国や自治体では設定温度28℃を推奨しています。
では28℃でも熱さを感じるという人はどうすればいいのでしょうか?エアコンメーカー『ダイキン工業』空調生産本部の香川早苗さんによれば、一般的な家庭用のエアコンは、冷房運転をする際、室内機と室外機をフル稼働させ、部屋中の熱を屋外に排出しており、その際、つまりは『部屋の温度を下げるときに大きなエネルギーを必要とする』そうです。
これに対し、風量を強くすれば室内機の送風ファンの回転数が上がり、温度を下げた時と比較しても消費電力は低く抑えることが出来るそうです。さらに風量『強風』にすることにより、体感温度を下げることも出来るとのことです。
また、エアコンは『部屋の温度を下げるときに大きなエネルギーを必要とする』ので、エアコンの電源をこまめに入れたり消したりするよりも、『自動運転で一定の温度を保った方が、実は節電には効果的』だそうです。
また、エアコンのフィルターに関する記載に目を向けてみると、埃でエアコンが目詰まりを起こすと空気を吸い込む際、大量の電力が必要となるため、一年間フィルターの掃除をしないと、消費電力が約25%も上がるそうで、そういった事態を防ぐため、2週間に一度はフィルターの掃除をしたほうが効果的だそうです。さらに、室外機の周囲にものを置くことによって空気の通りが悪くなり、通風の妨げになるため、結果的に消費電力を上げてしまう事になるので、邪魔なものは置かない方が効果的だそうです。(6月6日読売新聞朝刊より抜粋)
どうでしょう?普段テレビや新聞で見聞きしている事と、上記の記載は少し異なりませんか?特に『自動運転で一定の温度を保った方が、実は節電には効果的』という部分は俺もかなり意外に思いました。『節電』と聞くと、どうしても『電源を切る』ということに意識が向きがちになりますが、この記載を読むとそうでないことが解りますね。
とにかく、安心したのは『無理をしてまで暑さに耐える必要は無い』ということです。去年のように熱中症患者が続出してはいけないので、エアコンを正しく使って快適な夏を過ごしましょう!どうせなら思い切って外出するのも節電のためには良いかもしれませんね。
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