綱引き
皆さん元気でしたか?『由良日記』の更新です。
俺は数日前から体調を崩してピースフルリンクを休んでいます。
なかなか状態が良くならないので、昨日病院に行ってきたら、
病院の先生から風邪のひき始めかもしれないと言われました。
そんな訳でここ暫くは自宅で寝たり起きたりを繰り返しながら
静養しています。今日は体調が少しましになったので、こうして
パソコンの画面に向き合っています。
さて、今回の『由良日記』のテーマは『綱引き』です。
運動会ではもはや定番!?の競技ですし、子供から大人まで一度は
経験した事があるはずです。下記にまとめてみます。
『綱引き』のルーツ
「綱を引く」という行事は、世界の各地で古代より儀式と信仰か
ら始まり、豊作を祈る行事、争いを鎮める手段、領土を獲得する
ためのものなど、世界各地でさまざまな形態として見ることがで
きる。
最も古いものはビルマ、インド、ボルネオ、朝鮮といった
アジアの国々や、ハワイ、ニューギニアといった国で見られ、そこ
では有史以前から神秘的な力の象徴として、葬儀での善と悪の闘い、
季節と天気の占い、すなわち豊作を祈っての神事として部落の間で
行われていた。日本での「綱引き」の歴史も古く、アジア諸国と
同様、五穀豊穣や吉凶を占う儀式として各地で行われており、
秋田県の「刈和野大綱引」、佐賀県の「呼子大綱引」、鹿児島県の
「川内大綱引」、沖縄県の「与那原大綱引」など、いずれも豊作、
豊漁を占う催事として行われている。
競技としての『綱引き』
競技(ゲーム)として行われたものとしては、飛鳥・奈良時代
の蹴鞠、打毬、投壺といった貴族の遊戯に端を発し、鎌倉・室町
時代に入って庶民の遊戯が盛んとなり、首引き、指引き、腕押し
などとともに遊戯として「綱引き」が行われるようになった。
現在では、「綱引き」はもはや儀式とは関係なく純粋な運動競技
として発展しているが、「綱引き」がスポーツ(ゲーム)として
最も古く行われたのは、紀元前2500年もの昔に遡り、エジプト
のサッカラの古墳の壁に彫られているものが発見されている。
日本の『綱引き』競技
日本でのスポーツとしての「綱引き」は、明治以降国内各地で
行われるようになった運動会の普及とともに、その種目として現在
まで広く行われており、明治13年には明治天皇が吹上御所で
近衛兵による「綱引き」をご覧になったということが、明治天皇
行幸年表に記録されている。
現在の競技スポーツとしての「綱引き」は、1980年に日本
綱引連盟が結成され、国際連盟の正式ルールによる綱引競技を取り
入れ、1981年2月、東京在住の県人会を中心に第1回全日本
綱引選手権大会として、東京・晴海の国際貿易センターで開催さ
れた。
その後、毎年全日本綱引選手権大会を開催し、テレビ放映の
影響もあって僅かの期間に急速に普及した。
(http://www.tugofwar.jp/tughis.html)
上記の文面はHPの一部を抜粋したものです。綱引きって
元々は、願掛けだったり、その時々の運命を占う儀式として行わ
れて居たんですね~。こうやって調べてみれば『綱引き』も奥が
深いですね