読書の秋
2010/09/10 09:57:18
昨日の夜から今朝にかけて、珍しく秋らしい、涼しい気候が続きましたね。
朝に駅へと向かう道中でも、久々に湿り気の無い涼しい風が吹いており、本当に『気持のいい朝』を迎えることが出来ました。
昨日の午前中は接近中の台風の影響もあり、凄まじい雨と風の音が室内にいても聞こえましたが、その風雨が今日の気候をもたらしているとすれば、通り過ぎた台風に感謝しなければいけません。
まだまだ、日中にかけて気温の上昇がみられるかも知れませんが、本来の秋とはこういう気候だなぁー、と思います。
昨日は家にいて、やっぱり本を読んだりゲームをしたりしていました。
つい最近発売された夢枕獏さんの『キマイラ 玄造変』以前書店でたまたま見つけて即購入した本です。
ただ、昨日も書いたように、俺は職員さんから事前に『告白』という本を借りており、早く返した方が良いだろうと思い、あえて『キマイラ』の方は後回しにしました。
本当はここで『キマイラ』という本の紹介をすべきなのでしょうが、『キマイラ』という作品については以前このブログ上で拙いながら紹介を済ませていますし、この世界に二つとないであろう極上の名作を俺如きがどう紹介すればいいのか、正直分かりません。
先に紹介した『告白』を俺は『良作』と書きましたが、この『キマイラ』の場合は『一生に一度出会えるかどうか』という『最高傑作』であり、俺にとっての『宝物』だと思います。
実力派の作家は数あれど、ここまで面白く、臨場感たっぷりの物語はそうそうないと思います。
読書という行為を通じて、この作品やこの作品に出てくる登場人物たちに出会えたことに感謝していますが、読者人口が少ないということが残念です。興味があれば、ぜひ読んでみてください。この作品が持つ圧倒的なエネルギーを体感できるはずです。PR
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