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開かずの扉

昨日いつものようにピースフルリンクを退勤し、いつものように竹田駅に向かい、いつものように地下鉄線に乗って、いつものように阪急線に乗り換え、阪急電車で最寄駅へ向かいました。ここまでは何も変わらない普段通りの俺の日常でした。
 最近は外気温の低下もあり、あまり寄り道をせず帰宅していることもあり、まだ外が明るい時間に家に着くことが多く、昨日も早く帰ってエアコンの効いたホットカーペットの上でゴロゴロしてやると心に誓っていました。
 最寄駅に付き、電車の扉が開くと、これが3月なのかと思えるほどの冷気がホームから押し寄せます。
(さみ~!)
 と思い駅の改札を出ると、いつからそこにいるのか、ご苦労なことに駅の入り口付近でビラ配りをしている人達が…選挙か何か近づいているのでしょう。ここのところ連日駅の入り口付近でのビラ配りをしています。その中から、
「由良君、お帰り」
 と声をかけてくれるのは、小学校時代の学校の先生です。しかし、悲しいかな俺が小学校の頃というと、もう何十年も前になるし、過ぎる月日は人の姿や見た目を変化させ、記憶を薄れさせます。残念ながら、その先生と俺がどんな関わりを持っていたのかは思い出せません。ビラ配りご苦労さまと思いつつ、俺は一直線に自宅へ向かいました。
 ようやく自宅へ到着し、鍵を開けようと鍵穴に自分の鍵を差し込み回します。が、鍵が回りりはするものの、『ガチャッ』とも『カチャ』ともいいません。開ているのかと扉に手をかけ、引っ張って見ても扉はやはり固く閉ざさせたままびくともしません。
鍵がかかっている、ということは家の中に誰もいないということなので、とりあえず近くにいないかとお父さんに電話をかけてみると、電話口の向こうから、
「ハハハ…後10分位待っとけ!」
 というお父さんの声が聞こえ、結果俺は自分の家の玄関の前で立ち往生することとなりました。
 約10分後、車に乗ったお父さんが帰宅し、俺の鍵を使い、何をどうしたのか、玄関の扉を開けてくれました。
 以前にも家の戸の立てつけのせいで鍵がかかりにくいということをこのブログに書きましたが、お父さん曰く、鍵のかかりにくい扉には“しっかりと鍵をかけておく”必要があって、その扉の鍵をかける時も閉める時も、ある種の技術が必要なのだとか…ただし、俺とお母さんが知っているのは扉を閉める技術の方で、扉を開ける技術の体得者は今のところお父さんしかいません。
今日はお父さんの帰宅後に帰る事が出来るようにちょっと“道草をして”から帰ろうかと考えています。
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