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鬼ごっこの起源


 皆さんお元気ですか?『由良日記』更新です。
この『由良日記』も以前から書こう書こうと思いつつ、
そのまま何も書けずに月が変わり、あれよあれよと
いう間に10月に…これではいけない、今日こそは
なんとしても一件更新してやろうと思い、
昼間からこうしてパソコンの前に座っています。
読者の皆様、長らくお待たせしましたが、久々の
『由良日記』にお付き合い頂ければ幸いです。

 

 さて、今日のテーマは『鬼ごっこ』です。
いつものようにその起源に迫ろうと思うのですが、
投稿者自身、もう何十年も前に遊んだものなので、
『鬼ごっこ』のルール自体、おおざっぱにしか覚えていません。

 そこで、ルール等の確認も含め、鬼ごっこの遊び方から
記載したいと思います。
また、下記の遊び方は
HPに記されたもので、
地方によっては違う遊び方をするかも知れません。

 

『鬼ごっこ』の遊び方

 

1.      何人かの中で一人鬼を決めます。他の子は全て逃げる子に
なります。鬼が逃げる子を追いかけてその中の一人を
捕まえれば、捕まった子は次の鬼になります。

 

2.      鬼は逃げる子を追いかけます。捕まった子は初めの鬼と
一緒に鬼になります。鬼は二人、三人、四人と徐々に
増えていきます。最後に全員が鬼になったら最初に
捕まった子が初めの鬼になりまた鬼ごっこが繰り返されます。

 

3.      鬼が逃げる子を追いかけて捕まりそうになった時、
別の逃げる子が鬼と追いかけられている子の間を
横切ると、鬼は前の子を追いかけることを止めて、
横切った子を追いかけなければなりません。
逃げ疲れている子を他の逃げる子が助けるのです。

http://www.tokyo-kasei.ac.jp/~uchida/HOI/HOI03/A_49/

 

 という事だそうです。

 

次にこの鬼ごっこの起源については別のHPに下記の様な
記載がありましたので、掲載しておきます。

 






これは、寒川恒夫『遊びの歴史民俗学』明和出版を
参考文献としたもので、『骨薫集』に描かれた比々女を
表したものです。江戸時代には、「子をとろ子とろ」とも
呼ばれました。
1人が鬼、1人が親、他の者が子となり、
親の後ろに子ども達が前者の腰を掴んで
1列をつくると、
親と対峙した鬼は、両手を広げて子を守りガードする親を
かいくぐり、列の一番最後の子を鬼がさわるというもの
(寒川恒夫)です。

 

時代は、さかのぼり1300年昔から言い伝えられてきた遊び
であり、宮中行事として五穀豊穣を願う儀式
「鬼事(おにごと)」として行われていた祭事事でした。
これは、あまり知られていないことで、いつもとても驚かれます。

 

資料にある絵の、親とされる存在は「地蔵菩薩」で、
鬼は天災や飢餓などを表します。
そして子は、民衆を表しています。おそらく、読者の皆さんが
一番分かりやすいのは鬼から、地蔵菩薩が民衆を守っていると
いう意味付けだと思いますが、もちろん正解です。
しかし、もうひとつ意義深い意味があり、鬼の存在はひとえに
悪い存在ではなく、民衆に対して畏れのある存在であり、
悪さをしたりだらけたりする者を諭したり、
しかるなどする役回りでもあります。

 

この3者の関係性は、「3すくみ」と言われます。

 

3すくみの発想は、じゃんけんがたとえ話として分かりやすいです

 

この「ことろことろ」も、3すくみの世界で構成されています。
親、鬼、子がいて始めて全ての存在が引き立つように
できています。鬼は親に弱くて子に強い、親は子に弱くて鬼に強い、
子は鬼に弱くて親に強い。分かりやすく言うと、
そんな意味合いで考えていただければと思います。

http://blogs.bizmakoto.jp/hiramine_onigokko/entry/3275.html

 

 地域には怖い雷親父がいて、優しいおばさんがいて、
地域から守られている子供がいる、そんな風景を象徴したもの
だそうです。俺が子供のころはそんな事は考えもしませんでしたが、
鬼ごっこにこめられた深い意味を知ると共に
HPの文章を読みながら
子供の頃の古き良き時代を思い出しました

 







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